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おそ松くん「メガ・パイソンVSギガント・ゲイター」 [映画の雑感日記]

「メガ・パイソンVSギガント・ゲイター」☆★★★

 テレビ朝日の夜番組「有吉・まつこの怒り新党」をときどき見ているのだが、2人の本音のようでいてどうでもいい話には正直飽きている。ただ、番組の最後に「世界三大○○」というコーナーがあるので、それを楽しみに見ているわけだ。もちろんこのコーナーかなりの確率で外れがあるのだが、先日は進化した凶悪生物の三大。そこに出てきた1本がこの「メガ・パイソンVSギガント・ゲイター」。パイソンはヘビのことなんだが、ゲイターって何なんだろうと思っていたらアリゲーターのゲイターなんだそうだ。メガもギガントも巨大という意味なので、つまり「巨大ヘビVS巨大ワニ」ということ。原題は「Mega Python VS. Gatoroid」。Gatoroidの意味がわからん。調べればわかるかもしれないが、調べる気なんぞさらさらない。
 てなわけでさっそく海外のサイトを調べると無料FULL動画がアップされていたのでさっそく見てみた。ははは、最初からB級、C級映画だとわかって見ているので、こういうのは腹立たないですな。確かヘビの最大は9m、ワニの最大は7mくらいだったと思うので、いくら薬屋栄養を与えたところで電車を食べてしまったり、巨大ビルを破壊するほど大きくなるはずはないのだが、まあそこは「お約束」ということで。そもそも何でこんな駄作とわかっている映画を見たのかというと、テレビでヘビ派の女とワニ派の女がそれぞれ食べられちゃうシーンがチラッと写し出されていたので、結局どうなったんだろうと思ったわけ。
 さて、どうなったんでしょう?
 結果はそのまま食べられて死んでしまいましたとさ。しかし、巨大ヘビ、巨大ワニを対峙した功績で2人のために石碑が作られました。めでたし、めでたし。
 ・・・って、おいおい、ちょっと待て。
 そもそも巨大ヘビも巨大ワニもこの2人のバカ女が造り出したもんじゃないか。その責任はどうするのさ。位置関係など全くわからないし(街中だと思っているといつの間にか郊外だったりする)、いるのはワニだけかと思っていたらいつの間にかヘビもいっぱいいたり、わけがわからん。これはもう、そういう映画だと思うしかない。そもそも、タイトルではヘビ対ワニなんだが両者が闘うシーンはほとんどないし、まずタイトルを人間VSヘビ&ワニにしないといかんね。ま、タイトルを変えたところで映画の質が上がるわけではなし、どうでもいいか。・・・という予想通りのお粗末な一編でした。

↓予告編
http://www.youtube.com/watch?v=VFM_rREKUW8
↓全編はここで見られます。ただし、英語。
http://viooz.co/movies/1290-mega-python-vs-gatoroid-2011.html
メガパイソン.jpg

☆★は、尊敬する映画評論家・双葉十三郎さんの採点方法のパクリで、☆=20点、★=5点(☆☆☆が60点で「可」。合格というか、まあ許せるラインということです)
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